「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」を紐解く
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「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」を紐解く 投稿日 2020-11-14、最終更新日 2023-04-07
「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」を紐解く
★★★ Q16 大腿ヘルニアに対するふさわしい術式は?
Answer
腹膜前修復法である(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」51頁より
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★★★ CQ26 妊娠中を含む成人女性鼠径部ヘルニアに対して推奨される治療は?
Answer
女性鼠径ヘルニアでは、大腿ヘルニアの確認および予防の観点から腹腔鏡下ヘルニア手術を含む腹膜前修復法が望ましい(推奨グレードC1)。
術前診断が大腿ヘルニアのみであれば大腿法を検討してもよい(推奨グレードC1)。
妊娠中はヘルニア嵌頓のリスクが低く、出産後の手術を検討してよい。ただし、嵌頓等の緊急手術の場合はこの限りではない(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」72頁より
★★★ CQ26-1 女性鼠径部ヘルニアの手術適応は?
Answer
女性の鼠径部ヘルニアでは男性と比べ緊急手術、腸管切除の割合が高く、確定診断がつけば原則手術を検討することが望ましい(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」72頁より
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★★★ CQ26-2 女性ヘルニアに対する術式は?
Answer
女性ヘルニアでは、大腿ヘルニアの確認および予防の観点から腹腔鏡下ヘルニア修復術を含む腹膜前修復法が望ましい(推奨グレードC1)。
術前診断が大腿ヘルニアのみであれば大腿法を検討してもよい(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」72頁より
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★★★ CQ29-1 日帰り手術が適応となる術式は?
Answer
組織縫合法、Lichtenstein法、Plug法、TAPP法、そしてTEP法が日帰り手術の適応となる(推奨グレードB)。
また、Kugel法やDirect Kugel法も日帰り手術の適応となる(推奨グレードC1)。
Lichtenstein法は、両側同時手術であっても日帰り手術が適応となる(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」80頁より
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★★ CQ3-1 身体所見以外の診断方法は何か?
Answer
身体所見の不明確な場合や症状から疑わしい例には超音波、CT、MRI、ヘルニオグラフィーなどから侵襲度などを考慮して行う(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」23頁より
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★★ CQ6-1 成人鼠径部ヘルニア発生の危険因子には何があるか?
Answer
高齢、るいそう、反対側のヘルニアの既往、ヘルニアの家族歴、腹圧のかかる仕事や運動、経後恥骨的前立腺摘出術の既往、慢性的な咳、腹膜透析、喫煙、プロテアーゼインヒビターの服用、腹部大動脈瘤などが危険因子として報告されている(エビデンスレベルⅢ)
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」29頁より
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★★ CQ12 成人鼠径部ヘルニアに対してBilayer法は推奨できるか?
Answer
Bilayer法は性別にかかわらず初発鼠径部ヘルニアにおいて推奨できる術式である(推奨グレードB)。
過去に腹膜前腔操作を伴う手術を行った後や再発鼠径部ヘルニアに対するBilayer法は、推奨に足る十分なエビデンスは現時点ではなく、個々の症例ごとに適切な術式を選択すべきである(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」40頁より
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★★ CQ15-6 TEP法とTAPP法の手術成績に差があるか?
Answer
TEP法とTAPP法の手術成績は手技に十分習熟した外科医が実施する場合には同等である可能性が高い(推奨グレードB)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」49頁より
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★★ CQ23 再発ヘルニアに対して推奨する手術術式は何か?
Answer
再発ヘルニアは初回手術術式がさまざまであり、推奨する特定の手術術式を示すレベルの高い報告はない。既往手術が腹膜前修復法後の再発では鼠径部切開法が推奨されるが、腹膜前修復法で治療されていない場合には腹腔鏡下ヘルニア修復術は手技に十分習熟した外科医が実施する場合において再発ヘルニアに適している(推奨グレードB)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」66頁より
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★★ CQ25 若年男性に対する術式は?
Answer
メッシュ法が容認される(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」70頁より
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★★ CQ29 「日帰り手術」の定義は?
Answer
「日帰り手術」とは、患者が同一の日に入院、手術、退院をすることである(エビデンスレベルⅥ)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」79頁より
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