院長ブログ
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院長ブログ 投稿日 2023-10-06、最終更新日 2023-10-06
新しくはじめる腹痛・がん専門外来では、 具体的にはこんなことをやっていきたい。
院長の新谷です。ここ最近のブログでも何度かお伝えさせていただいている、私たちが新しく開設を予定している『腹痛・がん専門外来』。では具体的にどういうことをやっていきたいのか。今回はその部分にフォーカスを当てて、説明させていただければと思います。
やれないこと、やれること。
当クリニックでは消化管内視鏡検査はやっておりません。腹部超音波検査に関しても、簡易な検査にとどまります。となるとやはり問診。そして必要な方へのCT検査の実施がメインとなります。クオリティの高いCT検査によって見つかった疾患を、患者さんに、いかにしっかり納得いく説明ができるのか、という部分がとても重要になってくると思っています。そしてもうひとつ。当クリニックが担う重要な役割があります。それが、患者さんの症状・状態に応じて、各領域の専門医に“繋いでいく”ということなのです。
だからこそ各専門医との連携が大事。
例えば消化管の精査が必要な場合には、信頼できる内視鏡医につなぐ。信頼のおける専門医へ“つなぐ”ためには、各専門医との連携が不可欠です。肺であれば呼吸器外科・呼吸器内科、女性器の子宮や乳腺領域であれば婦人科や乳腺外科、前立腺であれば泌尿器科などと連携。
大学病院にいくと「では、ここに行ってください」と院内の各科を巡回することになります。当クリニックでは集約的に私が中心となってその領域について詳しく説明し、専門医につなげていくというのがとても重要な役割となっています。ただ単に紹介状を書いて終わりではなく、より親身に、深い部分まで立ち入りたいと思っています。そのためにも患者さんが求めていることをしっかりと聞く。不要な検査、希望されない検査はこちらとしてもやりたくはないですし、提案したくありませんからね。ただ、症状と不安があることに関して、それを説明できるだけの材料としての検査は最低限必要だとは思っています。
女性外来系「五反田むらさきクリニック」乳房と子宮
五反田にある「五反田むらさきクリニック」は、乳がん・婦人科がんの早期発見・早期治療を目的とし、乳腺外科だけでなく婦人科を「科」として設けている、女性を総合的に診る環境が整っている素晴らしいクリニックです。私自身、乳腺・子宮に関して困ったことがあった際に、よく相談させていただいています。まさに乳腺外科・婦人科領域のスペシャリスト。こういった確かな知識と技術を持った、信頼のおける専門医につなぐことも、当クリニックであれば可能です。
鼠径部の痛みは、子宮内膜症の可能性があります!
例えば女性の方で、鼠経部(足の付け根部分)が痛いという方。子宮内膜症の可能性があります。内膜症は鼠経ヘルニアができると希少部位子宮内膜症と呼ばれ、極めて稀な疾患です。それが鼠径部の痛みの原因になります。もし鼠径部が痛いということでお悩みの方がいましたら、希少部位子宮内膜症の可能性がありますので、その時はお気軽にお尋ねください。
この記事の文責者
新谷 隆 NIIYA TAKASHI ALOHA外科クリニック院長
資格・所属
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医・指導医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医(胆道)
- 日本ヘルニア学会会員
- 日本緩和医療学会会員
- 日本短期滞在外科手術研究会
- 「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」修了
- NST研修修了 日本静脈経腸栄養学会
- 昭和大学消化器・一般外科兼任講師

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