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院長ブログ 投稿日 2025-07-09、最終更新日 2025-07-09
臍ヘルニアと腹直筋離開の比較
臍ヘルニアと腹直筋離開
2つの違いをインタラクティブに理解する
産後の身体の変化などで混同されやすい「臍ヘルニア」と「腹直筋離開」。これらは原因も対処法も異なる状態です。下のタブをクリックして、項目ごとに両者の違いを詳しく比較してみましょう。
臍ヘルニア
腹壁の「穴」
へその部分の筋肉や筋膜に「穴」が開き、そこから腸などの内臓が皮膚の下に飛び出してしまっている状態(脱腸の一種)です。
腹圧の上昇
小児: 生まれつきへその緒の穴(臍輪)が完全に閉じていないこと。
成人: 妊娠・出産、肥満、腹水、慢性的な咳などによる腹圧の上昇が主な原因です。
「でべそ」状の膨らみ
へそが丸く、いわゆる「でべそ」状に膨らみます。力を入れたり泣いたりすると膨らみが大きくなり、仰向けで寝ると引っ込むことが多いです。通常は痛みがありませんが、稀に嵌頓(かんとん)すると激しい痛みを伴います。
自然治癒または手術
小児: ほとんどが1〜2歳までに自然治癒します。
成人: 自然治癒はしないため、手術(ヘルニアの穴を縫い閉じる、またはメッシュで補強する)が基本となります。
腹直筋離開
筋肉の「離開」
左右の腹直筋(お腹の真ん中の筋肉)が、中央にある白線という組織が引き伸ばされ、左右に離れてしまっている状態です。
妊娠による影響
妊娠による子宮の増大とホルモンの影響が主な原因です。腹直筋が引き伸ばされて離開します。多胎妊娠や帝王切開なども要因となりえます。
中央の溝・ぽっこりお腹
仰向けで頭を少し持ち上げると、お腹の中央に縦の溝(割れ目)ができたり、逆に山のように盛り上がったりします。腹部に力が入りにくく、腰痛や姿勢の悪化、産後のお腹のぽっこり感が主な症状です。
保存療法が中心
自然に改善する場合もありますが、改善しないケースも多いです。保存療法(骨盤底筋群やインナーマッスルのトレーニング、姿勢改善など)が中心です。通常の腹筋運動は悪化させる可能性があります。
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