ページトップへ

「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」を紐解く

blog

「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」を紐解く 投稿日 2020-11-14、最終更新日 2023-04-07

術後慢性疼痛の治療法は?(CQ20-3 )

Answer

他科との集学的アプローチが有効である。また、術後1年以上経過し、かつ内科的治療が奏効しない場合、外科的手術を考慮する(推奨グレードC1)。
※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」61頁より

解説

術後慢性疼痛の治療に関するエビデンスレベルの高い報告はほとんど存在しない。

術後慢性疼痛の治療として、まずペインクリニックを中心とした内科的保存療法を試みる。

術後1年以上経過し、かつ内科的治療が奏効しない場合、巻き込まれた神経の切除、メッシュ関連痛に対するメッシュの除去、腹腔鏡下ヘルニア手術のステイプルや縫合糸の除去など、慢性疼痛の特異的な原因に対する外科的治療が有用な可能性がある。

※「鼠径部ヘルニア診療ガイドライン 2015」61頁より

ドクターズファイル
患者の負担やライフスタイルに配慮した鼠経ヘルニアの日帰り手術
忙しい人ほど受けてほしい、腹腔鏡による鼠経ヘルニアの日帰り手術
     

24時間受付中(完全予約制)

初診予約専用ダイアル

受付時間:9:00 - 17:00

電話をかける 03-3490-1170

その他お問合せ:03-3490-1002

その他お問合せ:03-3490-1002

診療時間
9:00~12:00 訪問
診療
14:00~19:00
★: 江東病院副院長加藤博久医師(外科専門医)による診察となります(第1・第3週)
☆: 女性医師(外科専門医)による診察となります
Copyright © 2023 ALOHA SURGICAL CLINIC