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院長ブログ 投稿日 2026-07-24、最終更新日 2026-08-07
【もしかして鼠径ヘルニア?】
【もしかして鼠径ヘルニア?】脚の付け根の膨らみ・違和感を放置してはいけない理由とセルフチェック
はじめに
「最近、立っているとお腹の低い位置や脚の付け根あたりが膨らんでくる」
「手で押すと引っこむけれど、夕方になるとまた違和感がある」
そんな症状に心当たりはありませんか? もしかするとそれは、「鼠径(そけい)ヘルニア」かもしれません。
鼠径ヘルニアはいわゆる「脱腸」のことで、放置しても自然に治ることはありません。今回は、鼠径ヘルニアの代表的な症状とセルフチェック方法、そして「なぜ放置してはいけないのか」について分かりやすく解説します。
これって鼠径ヘルニア?セルフチェックしてみよう
まずは、ご自身の症状が当てはまるかチェックしてみましょう。
- [ ] 脚の付け根(鼠径部)に柔らかい膨らみがある
- [ ] お腹に力を入れたり、立った時に膨らみが目立つ
- [ ] 横になって休むと、膨らみが引っ込む
- [ ] 膨らんでいる場所に違和感や重苦しさ、引きつるような痛みがある
- [ ] 夕方になると症状が強くなる気がする
ひとつでも当てはまる場合は、鼠径ヘルニアの可能性が高くなります。
なぜ起こる?鼠径ヘルニアの原因
鼠径部(太ももの付け根)には、筋肉の隙間や管が通る筋膜の弱くなった部分が存在します。加齢や腹圧(立ち仕事、重いものを持つ、日常的な咳やくしゃみ、便秘など)によってその隙間が広がり、お腹の中にある小腸や脂肪が皮膚の下に飛び出してしまう病気です。
大人になってから発症することが多く、特に40代以上の男性に多く見られますが、女性や若年層でも決して珍しい病気ではありません。
「放置してはいけない」最大の理由:かんとん(嵌頓)のリスク
「痛みがそこまで強くないから」「押せば戻るから大丈夫」と放置してしまう方は少なくありません。しかし、鼠径ヘルニアは薬や運動で治ることはなく、根本的な治療には手術が必要です。
そして最も注意しなければならないのが、飛び出した腸が筋肉の隙間に挟まって抜けなくなってしまう「かんとん(嵌頓)」という状態です。
嵌頓が起きると、腸の血流が途絶えて激しい痛みや嘔吐を引き起こします。放置すると腸が壊死(えし)してしまい、命に関わる緊急手術が必要になるケースもあります。
だからこそ、「押せば戻る」段階で適切な専門医の診察を受けることがとても大切なのです。
患者様の声:「もっと早く受診すればよかった」
当院(ALOHA外科クリニック)に足を運ばれる患者様からも、最初は不安で受診をためらっていたというお声をよくいただきます。
当院に寄せられた患者様の声(一部抜粋・再構成)
「数年前から違和感があったものの、怖くて放置していました。受診してみたら丁寧に対応してくださり、こんなことならもっと早く来ればよかったと思いました。」
「手術が怖い」「どこに相談すればいいかわからない」と一人で悩む必要はありません。
まとめ:まずは気軽にご相談ください
脚の付け根の膨らみや違和感は、身体からのサインです。
当院では、患者様のお悩みやライフスタイルに寄り添い、丁寧なカウンセリングと診察を行っています。「これってヘルニアかな?」と少しでも不安に思ったら、まずは一度、当院へご相談にいらしてください。
ALOHA外科クリニックが日帰り手術にこだわるのは、それが患者様の「人生の自由」を最も尊重する形だと信じているからです。入院か日帰りか、迷われている方はぜひ一度、当院のカウンセリングで生活環境を含めたご相談をお聞かせください。
【次回予告】
次回は、「仕事を休めない」「家族のケアがある」とお悩みの方へ向けて、当院が行っている「日帰り手術」の特徴や当日の流れについて詳しくご紹介します。
新谷 隆 Takashi Niiya
ALOHA外科クリニック院長
資格・所属
日本外科学会専門医 / 日本消化器外科学会専門医・指導医 / 日本内視鏡外科学会技術認定医 / 日本ヘルニア学会会員 / 昭和大学消化器・一般外科兼任講師 他
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